Small Carryall　= soft grain cow leather =

Description

英国、Brady 社のクラシックモデル ” Small Carryall ” のレザーバージョン。当品は英国製天然皮革はもちろんのこと、grain leather = 凹凸のあるシボ革が風合いを醸し出しているところもポイント。馬具に使われる丈夫でしなやかな soft cow leather = 牝牛革 により摩擦や耐水性、耐久性にも優れている。縫合部などの要所にはロウ引きのブライドルレザーが用いられていることにも目を向けたい。春夏秋冬、シックに持ってゆきたい、ビジネスシーンでもお使いいただける逸品。長年の相棒をお求めであらばぜひお勧めいたしたい tote bag でございます。

　

Details

　

Maker Story

それはヴィクトリア朝時代の事　－。第二次産業革命真っ只中の1887年、英国はバーミンガムにて創業。当時、スポーツガン取引の中心になりつつあったバーミンガム・プライス街にて John & Albert Brady 兄弟が銃のレザーケースの製造・販売をスタート。そのクオリティの高さから一躍評判となる。1920年からはアメリカでもビジネスを始め、レザーバッグの一流ブランドとして確固たる地位を築く。1960年からは、釣りやシューティングの実用的鞄として、また新聞記者や写真家の重い機材を運ぶ専門的鞄として重宝され始める。普遍的で実用的なデザインからファッションアイテムとしての人気も高く、日本・フランス・イタリア・スウェーデン・南アフリカなど、世界各国で多くの顧客に愛用されている。Bradyはトレンドを超越した普遍的なデザインだけでなく、当社オリジナル生地、 " DRILL DROP " やロウ引きの " ブライドルレザー " を使用することにより「品質」「機能性」「耐久性」を確保。長年にわたり培われてきた経験と技術により、物が氾濫する現在でも決して真似できない唯一無二のバッグメーカーとしてその地位を築いている。創業から現在に至るまで、全ての製品を伝統的な手作業を用い、常時30人ほどの職人によって英国・ウォールソールの自社工場にて製造されております。

• 天然皮革を使用しておりますので、どの商品にも細かいキズ等(牛が生前に付けた傷や血筋・シワなど)が見られる場合がございます。
  
• 革の表面に白い粉がふいている場合がありますが、こちらは牛革に染みこませたロウが革の表面に現れる「ブルーム」と呼ばれるもので、丈夫で肉厚な牛革にロウを染み込ませる事で、繊維を引き締めるとともに、より強度と耐久性が増すように仕上げられているため起こります。このブルームが馴染んでくると、艶やかで綺麗な光沢が生まれ、高級感のある表情に変化していきます。使っていく中で自然に馴染ませていくか、乾いた布で拭き取った上で(これにより多少目立たなくなります)使用されるかは、お好みとなります。
  
• 天然皮革は摩擦(特に湿った状態での摩擦)により淡色(特に白)物に色移りする場合があります。
  
• 汗や雨などで濡れますと色落ちする場合がありますので十分ご注意ください。